「遊びを、あきらめない。」—— その想いから始まりました。
私たち一般社団法人日本ゲームアクセシビリティ協会(GAAJ)は、障害の有無にかかわらず、すべての人が“遊ぶ”ことを楽しめる社会を目指しています。
その第一歩として、2025年秋に開催された「脳フェス(脳卒中フェスティバル)」において、ゲームアクセシビリティをテーマとした体験ブースを出展しました。
出展の実現にあたっては、クラウドファンディングを通じて多くの方々から温かいご支援をいただき、見事目標を達成。皆さまの応援が、当日ブースでの出会いや体験につながりました。
本ページでは、クラウドファンディング実施から脳フェス出展までの歩み、そしてその成果と今後の展望についてご報告いたします。
「誰もが遊びにアクセスできる社会」へ。
私たちの挑戦は、これからも続きます。
プロジェクト名: 「すべての人に“遊ぶ”を!ゲームアクセシビリティを脳フェスで伝えたい」
主催:一般社団法人日本ゲームアクセシビリティ協会(GAAJ) Congrant
内容概要:障害の有無にかかわらず「遊び=ゲーム」にアクセスできる社会の実現を目指し、脳フェス2025(脳卒中フェスティバル)へのブース出展を通じて、ゲームアクセシビリティ(=支援機器・設定・体験)などを発信・体験提供。
クラウドファンディング実施期間:〜 2025年10月15日 18時00分まで。
目標金額:300,000円 → ネクストゴール400,000円設定。
集まった支援額:323,000円(目標の107%達成)/ 支援者:38人。
多くの場合、「コントローラーが握れない」「視覚情報が不可欠」という“思い込み”により、障害のある当事者がゲーム参加を諦めてしまうという課題がありました。
一方でゲームは、単なる「遊び」にとどまらず、社会との接点、自己表現、仲間づくりの場にもなり得るため、その可能性をより多くの方へ開きたいという使命があります。
本プロジェクトでは、「誰もが“遊び”にアクセスできる社会」という価値観を発信し、体験を通じて理解と共感を得ていくことを目的としています。
出展イベント:脳卒中経験者や一般来場者を対象にした、脳卒中フェスティバル「脳フェス2025」。GAAJブースを出展。
体験内容例:視線入力デバイスを活用した対戦ゲーム(例:『ストリートファイター 6』)体験など。国内では珍しいゲームアクセシビリティ機器・展示が行われました。
目的:
当事者/一般来場者に「なるほど、こうすればできるんだ」と“体感”してもらう。
医療・福祉・教育・IT 等多様な分野の来場者に対して、ゲームアクセシビリティへの理解を促進。共創・協働のきっかけづくり。
出展を通じて「ゲームが障害を理由に諦めるものではない」というメッセージを体験として発信でき、来場者・協働パートナーとの接点づくりにも貢献。
今後は、体験機器の拡充およびさらなるイベント出展・情報発信を通じて、ゲームアクセシビリティの普及・社会実装を進めていく方針です。
支援者38名の皆さまのおかげで実現に至りました。改めて深く御礼申し上げます。
リターン発送・オンライン体験等、引き続きご案内・ご提供を進めてまいります。
また、法人支援プランにご参加くださった企業さまにつきましては、協会HP・SNSでのご紹介をさせていただきます。
社名 株式会社ツルカメ (英語表記 : Turucame ltd.)
代表取締役 森田 雄
わたしたちツルカメは、社会のあらゆる視点でのデバイドを解決するデザイン会社です。「鶴は千年、亀は万年」ということわざを体現した、永く社会インフラとして利用できる「デザイン」を探求しています。これからもアクセシブルな社会の実現に尽力して参ります。
準備中
Contents
日本ゲームアクセシビリティ協会では障害を抱えても、ゲームを始められる・続けられる可能性を発信・周知していきます。
一般社団法人日本ゲームアクセシビリティ協会
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